【転職編②】転職エージェントを活用する理由について解説

仕事・転職

こんにちは。ケンです。

この記事では、30代で転職を経験した私が、転職エージェントを活用する理由について解説します。

皆さんが転職活動について悩み始めたとき、まずはスマホやパソコンで「転職 未経験」「転職 30代」などのキーワードを入れてGoogleやYahooなどで検索すると思います。

そうすると、多くの記事で「転職活動は転職エージェントを活用するといい!」いうことが書かれています。

そこで初めて転職エージェントの存在を知る、という方もいるかもしれません。最近はテレビのCMで頻繁に流れていますので、そのような人は少ないかもしれませんが・・・。

しかし、転職エージェントと転職サイトの違いや転職エージェントを活用する理由について、しっかり理解したうえで転職活動をスタートする人はあまり多くないのではないかと思います。

この記事では、私の経験をもとに転職エージェントの特徴や転職エージェントを活用して良かったことについて詳しく紹介します。

  • 転職サイトと転職エージェントの違い
  • 転職エージェントを活用して良かったこと

転職サイトと転職エージェントの違い

まず、転職サイトと転職エージェントの違いについて簡単に説明します。

転職エージェント転職サイトは全く異なる性質のものです。

転職サイト

求人応募や企業側のやり取りなどに関して、基本的に誰かのサポートや仲介などはなく、自らが企業に応募して企業側の担当者とやり取りしながら、選考を進めていく必要があります。

転職エージェント

専属の担当アドバイザーが1名付いて、転職活動に関わる様々なサポートや企業との仲介をしてもらえます。転職活動のプロにサポートしてもらえるので、より良い転職活動になる可能性が高くなるのは容易に想像できると思います。

それでは具体的にどのようなメリットがあるのか?

私自身の体験をもとに、転職エージェントを活用して良かったことを紹介します。

転職エージェントを活用して良かったこと

転職エージェントは転職活動の様々な場面で役割を担ってくれます

本当に転職エージェントを活用して良かったと思っています。

それでは具体的な内容に入ります!

転職活動に関することを何でも相談できる

まず、初めての転職活動の場合、何も分からない状態からのスタートとなります。

転職活動の経験がすでにある方はある程度知識・経験がある状態からのスタートとなるため、このような心配は少ないかもしれませんが。

転職未経験Aさん
転職未経験Aさん

何から始めればよいの?

どう進めればよいの?

わからない・・・

転職エージェントに登録した場合、まず専属のアドバイザーとの面談があります。

転職活動の進め方やスケジュールなど基本的な情報をわかりやすく丁寧に教えてもらえます。ここで、転職活動の進め方をある程度イメージできるようになります。

その他にも転職活動を進めていくと、些細な疑問が出てきます。

もちろんWebサイトやブログ等で様々な情報が出回っていますが、転職エージェントに聞くことが最も早く信頼性の高い情報だと思います。

私の場合、初めての転職活動で分からないことばかりだったので、👇のような感じですぐに転職エージェントにメールか電話で相談していました。

ケン
ケン

「転職活動に有利な時期ってありますか?」

「職務経歴書を書く上でのポイントを教えてください!」

「企業ごとの面接の傾向や対策があれば教えて下さい」

「面接後の合否連絡にはどれくらいかかりますか?」

などなど・・・

キャリアプランの提案やアドバイスをもらえる

転職活動は転職することが目的ではありません

「良い待遇」

「高給与」

「やりたい仕事がある」

「今後のキャリアプランを見据えた転職」

など、何かしらの目的を達成するための手段の1つです(スキルアップして現職で収入アップ、副業でやりたい仕事をやる、など選択肢は様々ですよね)。

ところが、転職活動を始める人の多くは現職何かしらの不満がある場合が多く、「何が何でも転職する!」という方向に気持ちが傾いている場合が多いと思います。

その辺の心境を転職エージェントはよく理解してくれています。

そのため、転職エージェントは冷静に今後のキャリアを見据えて提案やアドバイスをしてくれます。「絶対に転職した方がいいよ!」など、転職を煽るような発言は一切なかったです

その人にとってどの選択が望ましいのかを真剣に考えて提案やアドバイスをしてくれます

ケン
ケン

条件悪くなっても転職する!!

何が何でも転職する!!

👆のように、私も転職活動初期は転職が目的化していましたが、

転職エージェントの面談で冷静に自分のキャリアや人生を考えることができるようになりました。

転職は人生の大きな選択です。

転職エージェントの意見も聞きながら、後悔のない選択をしましょう。

非公開の求人紹介がある

転職エージェントを活用していると、転職サイトに掲載されていない求人を紹介してもらえることがあります。

「公開する予定のない求人」なのか「転職サイトに公開前の求人」なのか、私は転職エージェントの内部の事情まで分かりませんが、実際に非公開の求人を紹介してもらえることがあります。

ただし、1つ注意点があります

転職エージェントに自身の希望条件をできるだけ詳しく伝えておきましょう

詳しく希望条件を伝えていなかったり、大まかな希望条件しか伝えていなかった場合、興味の低い求人であったり、全く興味のない求人紹介だったりします。

転職エージェントを活用するポイントの1つとして、自身の希望条件をできるだけ詳細に伝えておくことが重要だと思います。

企業とのやり取りを代行してくれる

転職エージェントは、面接のスケジュール調整や企業側とのやり取りを全て行ってくれます

私は、ここが転職エージェントを活用する最大のメリットだと感じました

企業側との面接スケジュールを直接やり取りするとなると・・・

Aさん
Aさん

スケジュール調整やメールのやり取りが多くて大変・・・

Bさん
Bさん

企業担当者とのやり取りは文章にも気を遣わなきゃ・・・

転職エージェントを活用すれば、👆のような不安やストレスは一切なかったです。

書類作成や面接対策に集中できますし、多くの方は現職で仕事をしながら、転職活動を進めることになると思いますので、時間的に制約のある方には大きな利点だと思います。

応募書類の添削をしてもらえる

応募書類の完成度は、転職活動の成功を左右するほど重要でなものです。

しかし、初めての転職活動の場合、応募書類(特に職務経歴書)の完成度に不安を感じる方は多いと思います。その場合、担当アドバイザーに職務経歴書の添削をお願いしましょう!ほとんどの転職エージェントで気軽に引き受けてくれます。

企業の採用担当者の目線でアドバイスをしてもらえるため、非常に参考になります。

職務経歴書の完成度が格段に上がり、転職活動を有利に進められる可能性が高くなります。

面接に関するアドバイスをもらえる

面接対策などはインターネットにも質問される内容や傾向など、ある程度情報が出ています。

面接で質問された内容も「志望理由」「自己PR」「自身の強み弱み」など、良くある質問がほとんどでした。その中で転職エージェントの情報が参考になったのは、各企業ごとの面接スタイルを知ることができたことです。

例えば、👇のような感じです。

「A社は面接官が人事と所属課長の2名の場合が多い」

「B社はまずは会社概要の説明があるかな」

私としては、こういった細かい情報でも参考になりました。

転職エージェントを活用する上での注意点

一方で、転職エージェントを活用する上での注意点もあります。

デメリットというほどではないですが、実際に活用してみて事前に知っておいた方が良いと思うことです。転職エージェントの公式サイトではこういった記載はあまりないので、有用な情報ではないかと思います。

この記事では転職エージェントを活用する上での注意点について、私の実体験をもとに解説します。

転職エージェントに悪い印象を与えない

転職エージェント企業の人事担当者とのやり取りや求人紹介、面接・書類作成フォローなど転職活動に関する様々なフォローをしてくれます。

一方で、「転職する熱量が低い」「転職先の条件が極端に狭く、転職先が見つかりにくい」転職希望者の場合、他の転職希望者と比較して相対的にフォローの優先順位が低下し、転職エージェントのメリットを十分に受けられない可能性があります。

なぜなら、転職エージェント側も転職見込みの高い転職希望者を優先的にフォローする可能性が高いからです。

ケン
ケン

実際、転職活動の熱量が高くなかった時期は転職エージェントからの求人紹介が少なかったですが、本気で転職活動を始めて以降は転職エージェントからの求人紹介が多くなりました。

👆のように実際に転職活動をしてみて転職希望者に対する印象の違いにより多少フォローに差が出ることはあるだろうと感じました。

転職エージェントに好感を持たれることで、転職希望者にとって転職活動を有利にかつ効率的に進められる可能性が高まると思います。

〇対策

  • 転職エージェントに対して自分の職務経歴や自己PRを電話面接や書類等で転職する意欲があり、転職見込みのある転職希望者だとアピールすること

転職エージェントとの相性が悪い場合がある

転職エージェントにはそれぞれ特徴があり、また取り扱う求人にも違いがあります

そのため、転職エージェントによっては自身が希望する求人が中々見つからない場合があります。希望する求人が見つからないと、転職活動は前に進みません。

〇対策

  • 事前に転職エージェントの特徴を把握しておくこと
  • 複数の転職エージェントに登録して活用すること
  • 複数登録した転職エージェントの中から自分に合ったエージェントを選択して活用すること

私の場合、5社の転職エージェントに登録して・・・

ケン
ケン

実際に自分に合った求人の多い転職エージェントはどこか?

専属の担当アドバイザーが信頼できるかどうか?

などを見極めながら、メインで活用する転職エージェントを決めました。

転職エージェントとの相性は職種や年齢によっても大きく変わるため、個人に合った転職エージェントを調べて活用することをおススメします。

5社以上の転職エージェントの同時活用は避けるべき

先ほどは「複数の転職エージェントに登録して活用することをおススメします」と言いましたが、あまり多くの転職エージェントを並行して活用することは個人的にはお勧めしません

理由は以下の通りです。

  • 応募書類のアップデートの手間が増える
  • 面接のスケジュール調整・管理がしづらくなる
  • 同じ求人に応募する可能性がある

まず、応募書類のアップデートの手間が増えます。

応募書類は転職エージェントのサイトにアップデートして転職エージェントから企業に送付するため、複数の転職エージェントを使っている場合、れぞれの転職エージェントサイトに応募書類をアップデートする必要があります。私の場合、応募書類の微修正を何度も繰り返していたため、アップデート作業が煩雑に感じていました。

次に、面接のスケジュール調整や管理がしづらくなります。

1つの転職エージェントであれば、転職エージェントサイト上で面接スケジュールを管理することができます。しかし、複数の転職エージェントを活用している場合、自身で面接スケジュールを管理する必要があります。私の場合、自身でスケジュール管理表を作成して、面接スケジュールを管理するなどの工夫が必要です。

最後に、同じ求人に応募する可能性があります。

転職エージェントごとに取り扱う求人が異なるとはいえ、同じ求人を扱っている場合も多いです。そのため、複数の転職エージェントを活用していて管理がしっかりできていない場合、同じ求人に応募してしまう可能性があります

私はこのような状況は起こらなかったため、あくまで可能性の話ですが・・・。

〇対策

  • 転職エージェントの同時活用は2-3社にする
  • 複数の転職エージェントを活用する場合、自身でスケジュール管理表を作成しておく

担当アドバイザー不在時はレスポンスが少し遅くなる

転職エージェントでは基本的に担当アドバイザーが1名付きます。

担当アドバイザーが、企業の人事担当者とのやり取りや求人紹介、面接・書類作成フォローなど転職活動に関する様々なフォローをしてくれます。

一方で、担当アドバイザーが休暇などで不在の場合、電話やメールの返信などの対応が遅くなります。

①電話対応:基本的には担当アドバイザー出社後の対応

※内定通知や緊急で対応すべき事項がある場合などは代理の方が対応してくれます。

②メール対応:当日中に代理の方が対応

ケン
ケン

基本的には担当アドバイザー不在時も必要な連絡は入れてくれますので、

(私が活用した転職エージェントに関しては)それほど不便に感じることはなかったです

〇対策

  • 担当アドバイザーの休暇スケジュールを確認しておく
  • 担当アドバイザーへの連絡事項や問い合わせはなるべく早めにする

転職活動を長期間進めていない場合は担当アドバイザーが外れる

転職活動を長期間(例えば1か月以上)進めておらず、転職エージェントとのやり取りや転職サイトへのアクセスが全くない転職活動に消極的な場合、担当アドバイザーが外れます

しかし、再度転職活動を開始した場合、改めて担当アドバイザーが付きますので、それほど気にする必要はないと思います。

〇対策

・特になし

まとめ

転職エージェントの特徴、転職エージェントを活用して良かったことについて紹介しました。

転職エージェントを活用して良かったことは以下の6つです。

  1. 転職活動に関することを何でも相談できる
  2. キャリアプランの提案やアドバイスをもらえる
  3. 非公開の求人紹介がある
  4. 企業とのやり取りを代行してくれる
  5. 応募書類の添削をしてもらえる
  6. 面接に関するアドバイスをもらえる

転職エージェントを活用する上での注意点も紹介しました。

  • 転職エージェントに悪い印象を与えない
  • 転職エージェントとの相性が悪い場合がある
  • 5社以上の転職エージェントの同時活用は避けるべき
  • 担当アドバイザー不在時はレスポンスが少し遅くなる
  • 転職活動を長期間進めていない場合は担当アドバイザーが外れる

転職エージェントを有効に活用して転職活動を有利に進めましょう!

ケン
ケン

以上、ケンでした

私の実体験が参考になれば幸いです

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